現場で作業する方の安全対策に

斜面変位の警報システム[T2]

 崩壊直前の斜面や法面の動きを検知し、警報を発する、シンプルで導入が比較的手軽なシステム。
 設置した無線センサ内蔵した杭の角度の変化を計測し、設定した角度以上の変動を検知した場合、無線で杭のIDと角度を遠隔に設置した受信装置に送信し、データを記録するとともに警報装置を作動させます。

 多点設置と検知が容易となり、安全性の向上、施工の簡略化・コストダウンが実現。1受信局当たりセンサ杭を12本まで接続可能です。山間現場作業の安全対策に導入されています。

 砂防工事安全管理をはじめ、斜面崩壊センサ杭設置や、斜面崩壊実験、異常出水監視等として、活用されています。

実績例

導入先 内容 システム名
防災科学技術研究所(2016) 熊本地震および豪雨による斜面災害監視 斜面崩壊センサシステム
民間企業(2013) 社有地(鉱山跡地)斜面監視 斜面崩壊センサシステム